畳のメンテナンスには段階があります
畳のメンテナンスには段階があります
畳のメンテナンスには段階があります
■畳は普段どうやって掃除をする?
畳の特徴さえ知っていれば、普段のお掃除で難しいことは何もありません。
ちょっと気を付けておきたいのが水分です。
畳はいぐさを乾燥させたものを使いますが、そこに水分を与えてしまうとカビの原因になります。
出来るだけ早く対処していただくことを推奨します。
まず掃除機やほうきをかけますが、その時には畳の目にそってかけてください。
水などこぼした場合のみ雑巾等で拭き取って下さい。普段のお手入れは完了です。
■畳の「裏返し」とは?
畳のメンテナンスに裏返しというものがあります。
といっても、畳をそのまま裏返して使うという意味ではなく、畳表の部分だけを裏返すことを指すのです。
畳の構造は、骨組みにあたる畳床があり、そこにゴザを取り付ける形になっています。
そのゴザが畳表であり、一度取り戻してゴザだけを裏返すのが畳の裏返しです。
このメンテナンスはおおむね2~3年に一度行うのがおすすめです。
■畳の「表替え」とは?
畳の表替えはその名の通り、畳の表を交換することです。
表面を覆っているゴザを取り外して新しいゴザに変え、ヘリも新品になるため、見た目上はまるで新品のように美しさを取り戻します。
裏返しをしても表面のささくれが目立ったり、色あせがひどくなったりしているようなら、表替えをするのがおすすめです。
畳床はそのままで、ゴザを新品にするメンテナンスです。
■新畳とは?
畳床も含めてすべて新しい畳に変えるのが新畳です。
長年使用した畳も、畳床、ゴザ、ヘリをすべて新しくしつらえることで新品同様になります。
当店では他店で替えた畳も、長年使用した畳も、丁寧に修復を承っております。