畳は張り替えてエコに使おう

■畳の定期的な張り替え

畳はとてもエコな床材で、定期的に張り替えをしながら、長く使い続けることができます。
表側が汚れてきた場合や傷んできたら、まずは裏返しを行って、使い続けることができます。
裏返しのタイミングは、使用状況や環境にもよりますが、3年～5年前後が目安です。
裏返しを行えば、再び5年ほど使えます。
裏返しというと、畳をひっくり返すと思われがちですが、そうではありません。
畳の表面に張られているゴザをそのまま用い、畳表を裏返して張り直すということです。
縁は新しいものに張り替えます。
張り替え作業が必要なので、畳店で畳をお預かりして張り替え作業をします。
当店では丁寧な仕事を心がけておりますので、基本的に１日１間の張り替えを行わせて頂いております。

■張り替えて再び使える

裏返して使ったら終わりではありません。
今度は畳表を張り替えることで、再び3年～5年ほど使えます。
畳店で畳をお預かりし、畳表を剥がして新しい畳表に張り替えることで、新品と同様、い草の良い香りと美しい緑の映えた畳に蘇ります。
張り替える際に畳の素材を今時のものにしたり、機能性があるものを選んだり、色みや縁などを変えて、お部屋のイメージチェンジを図ることも可能です。

■交換する

張り替えは裏返しと表替えの2回のタイミングが基本です。
これ以上は張り替えはできません。
使用から10年～15年ほど経過したら、畳のもととなる畳床そのものも傷んでくるので新しいものへ交換が必要です。