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畳の湿度管理として春は換気をしっかりと

■春は畳干しの季節

畳は湿気を嫌います。
畳表はい草という天然素材からできており、換気をして通気性を良くしておくことが大切です。
湿気がこもるとカビやダニの温床となってしまうので注意しましょう。
昔の方は、春と秋の天気の良い日を選んで、畳干しを行っていました。
畳を取り外し、畳表側は日焼けしないように、畳床のほうを日光に当て、4~5時間ほど干すというものです。
今でも行っている方はいると思いますが、最近は家族も少なくなることやお庭や縁側がないなど干す場所もなく、なかなか難しくなりました。
一人暮らしである場合やご高齢のご世帯となれば、畳を取り外すことや持ち運ぶだけでも大変です。
マンション住まいともなれば、干す場所も確保できません。

■湿度管理のための換気を

現代の生活では、畳干しが難しくなったとはいえ、畳の性質が変わったわけではありません。
やはり湿度管理は大切です。
春の時期は梅雨時期のようにじめじめ感がなく、夏のように日差しがきつすぎることもありません。
天気の良い日も多いので、春の時期は積極的に換気を行いましょう。
窓を開けて網戸にして風を入れます。
窓が複数あれば、できれば対角線上に窓を開けると、風が通り抜けるので換気がしやすくなります。
日差しが直接当たると、畳表が日焼けしてしまうので気を付けてください。
UVカット機能のあるレースのカーテンなどで日差しを抑えた状態で、4~5時間ほど換気ができるとベストです。

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