畳の表替えでリーズナブルにきれいな畳を楽しむ

■畳は消耗品

畳は和室に敷き詰められていますが、1枚1枚取り外しが可能です。

毎日、その上を人が歩いたり、座ったり、家具などが置かれるので負担がかかっていきます。

畳はずっと使えるイメージを持つ方もいますが、実は消耗品です。

そのため、劣化が進んだら交換が必要です。

とはいえ、長く使えるのも畳の魅力で、先人の知恵が息づいています。

■表替えのタイミングとは

畳は普段は表しか見えませんが、実は裏側も同じようになっています。

つまり両面使いです。

畳を置いて2～3年して表面が劣化したら、まずは裏側に返して使います。

再び、2～3年すると表に返した裏側も劣化してきます。

ですが、ここで丸ごと交換する必要はありません。

まずは、表替えといって、畳の表面に敷いている部分だけを交換できます。

具体的には、皆様が座ったり、歩いたりする畳表と呼ばれるゴザの部分、そして美しい装飾なども楽しめる畳ヘリと呼ばれる縁の部分です。

この部分を取り替えることで、見た目は新しい畳のようにきれいになり、畳特有のいぐさの香りも楽しめます。

表替えをしてから4～5年使っていくと、畳の土台部分も傷んでくるので、そのタイミングで丸ごと畳を交換します。

■エコな畳

今の時代はエコが叫ばれ、資源の無駄がないようにとさまざまな運動が行われるようになりました。

畳は古の時代から、表、裏と使い、次に表替えで張り替えて使い、ようやく交換するという、資源を最大限に活用するエコなアイテムなのです。

大岩畳店ではお客様のご要望に合わせて対応させて頂きますのでどうぞお気軽にご連絡下さいませ。