ライフサイクルに応じたメンテナンスでエコな畳
ライフサイクルに応じたメンテナンスでエコな畳
ライフサイクルに応じたメンテナンスでエコな畳
■畳のライフサイクル
畳は先人の知恵が息づく、とてもエコなアイテムです。
製品には素材を加工して製造されてから、使用され、やがて古くなって廃棄されるというライフサイクルがあります。
製品の中にはメンテナンスをしながら長く使えるものもありますが、使い捨てですぐにゴミになるものも少なくありません。
畳は何度もメンテナンスをしながら、長く使うことができ、使用状態によりますが、1枚の畳が最低でも10年程度は使えます。
毎日家族や多くの人がその上を歩いたり、座ったり、家具や家電製品などを置いていても、長く使えるのが魅力です。
■長くエコに使うために
もっとも、一度敷いた畳をただ漫然と使っていくだけでは、表面がボロボロになることや日焼けして汚くなってしまいます。
では、汚くなったら廃棄して交換するのでしょうか。
それは違います。
畳には先人たちが考え出した、エコなメンテナンスシステムがあるのです。
まず、2~3年ほど使って、表面が傷んで来たら、裏返しを行います。
畳に詳しくない方には驚かれますが、裏返すと、これまでと同じ畳の表面が現れ、きれいな状態でまた使えるのです。
そこから、再び2~3年経過すると、今度は裏返した面も傷んできます。
今度は廃棄して交換するしかないでしょうか。
これも違います。
今度は表替えといって、表面に張ってある畳表と呼ばれる部分と、その縁取りをしている部分を張り替えることが可能です。
これによって、再び使うことができるようになります。
大岩畳店